[日语原文]社会:「護身用として普段からナイフ携帯」
「ナイフは護身用として普段から持ち歩いていた」―――東京の渋谷駅構内で男性を刺して重傷を負わせた事件、逮捕された32歳の男がこう供述していることがわかりました。
埼玉県朝霞市のアルバイト・渡辺知宏容疑者(32)。今月21日夕方、東京メトロの渋谷駅構内のエスカレーターで新聞配達員の男性(53)をサバイバルナイフで刺して重傷を負わせたとして逮捕され、24日に送検されました。
帰宅ラッシュの時間帯に渋谷駅を騒然とさせた凶悪事件。渡辺容疑者はどんな人物なのでしょうか。
「おとなしい人。人を刺したりするような人じゃない。会社をクビになったから、整理されたから夜の勤めだとかアルバイトだとか言ってた」(大家)
「(渡辺容疑者と)トラブルがあって、床をガンガンたたいてうるさいんだよって感じで。うるさくしてないんだけど、神経質だと思うんだよね」(下の階に住む人)
人によって異なる印象・・・渡辺容疑者に一体何があったのでしょうか。語る動機はあまりに短絡的なものでした。
「体が当たったので腹が立った」
警視庁が公開した凶器となった刃渡り30センチのサバイバルナイフ。護身用のために今年1月に購入し、普段から持ち歩いていたのだといいます。渡辺容疑者は「殺意はなかった」とも供述していますが、警視庁はさらに犯行にいたったいきさつを調べています。
一方、今回の逮捕の決め手となったのは防犯カメラでした。警視庁は事件発生後から渋谷駅につながる駅の防犯カメラの画像解析を進め、渡辺容疑者の逃走経路を突き止めました。
警視庁は3年前、防犯カメラの画像解析などを専門的に行う「捜査支援分析センター」を発足させています。去年1月、東京・目黒区で起きた夫婦殺傷事件では防犯カメラの解析が容疑者逮捕につながったほか、今年1月逮捕されたオウム真理教の平田信被告の潜伏先の捜査などでも防犯カメラは大きな役割を果たしたといいます。警視庁は防犯カメラの解析能力の向上をさらに図っています。(24日17:58)
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原文来源: [日语原文]社会:「護身用として普段からナイフ携帯」
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