[日语原文]社会:ｉＰＳ細胞からがん幹細胞、世界初
マウスのｉＰＳ細胞からがん幹細胞を作り出すことに岡山大学の研究グループが世界で初めて成功しました。
マウスのｉＰＳ細胞から作られた「がん幹細胞」。
ｉＰＳ細胞は周りの環境によって血管や皮膚などの細胞に変化する、いわゆる万能細胞です。研究グループががん細胞を培養していた液体の中にｉＰＳ細胞を入れたところ、がん幹細胞に変化したということです。
「がん幹細胞って一番たちが悪い細胞というふうに考えられていて、制がん剤とか放射線とかへの耐性があるメカニズムをこのモデルを使って研究していけば、がん幹細胞をどうやって攻撃していくかという方法論を見出していく材料としては格好の材料」（岡山大学大学院 自然科学研究員 妹尾昌治教授）
がん幹細胞はがん細胞を作り出す元の細胞と考えられていて、今後、がんの根本治療の研究に役立つのではないかと期待されています。（13日06:08）
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