2011日语:新闻:謝罪から10年 北ミサイルに拉致被害者家族「やり切れぬ」
北朝鮮が予告するミサイル発射が迫り、拉致被害者の家族らはまた一つ心痛を重ねている。北朝鮮が拉致を認め謝罪してから今年は10年という節目の年。家族らは「勝負の年」と口をそろえ、力を振り絞って講演や署名活動にいそしむが、拉致問題は一向に進展しないまま、北の蛮行が繰り返されようとしている。
横田めぐみさん=拉致当時(13)=の母、早紀江さん(76)は「金正日(総書記)が死去しても、結局同じような体制ということがはっきりしてきた。ミサイル発射の予告はなんとも嘆かわしい」とし、「拉致問題が解決されず、私たちはどうしたらいいかと考え続けているが、こうした北朝鮮の態度を見ると、やり切れない思いが深まってきている」と話した。
増元るみ子さん=同(24)=の弟で、家族会事務局長の照明さん(56)は「いらついてはいるが、北がミサイルを撃つ、撃たないは、私たちにとって関係はない」と拉致問題が置き去りにされることを懸念。「松原仁拉致問題担当相は精力的に動いてくれているが、政府のやり方が稚拙で北朝鮮側が相手にしていない」と語気を強める。
家族会はこれまでも、北朝鮮のミサイル発射や核実験が実施された際に非難声明を発表。同時に、「すべての被害者を返せ」との強い国家の意思を伝えるため、政府にミサイル発射などの抗議とは別に、拉致だけを理由とした追加制裁を発動することを要請してきた。
田口八重子さん=同(22)=の兄で、家族会代表の飯塚繁雄さん(73)は「世間を見渡しても今はミサイルに振り回されて拉致問題が全く見当たらない。北朝鮮の思うがままにされて日本の対応は生ぬるく、がつんと決定的な制裁を下してほしい」と話している。
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◆節目 (ふしめ): (1)节眼。(木材や竹の節のあるところ。)
(2)阶段,段落。(物事の段階。).
◆蛮行(ばんこう):野蛮行为,暴行.
◆拉致 (らち) :强行拉走;绑架(理やりに連れて行くこと。らっち).
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原文来源: 2011日语:新闻:謝罪から10年 北ミサイルに拉致被害者家族「やり切れぬ」
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