[日语学习网]社会:日本相撲協会、改革めぐる議論に遅れ
相次ぐ不祥事を受け、組織改革を進めている日本相撲協会の放駒理事長が26日、中川文部科学大臣を訪れ、改革をめぐる議論が予定より遅れていることを報告しました。
日本相撲協会の放駒理事長は、26日午後、協会を監督する文部科学省の中川大臣に組織改革の進捗状況を報告し、特に、「年寄」の名称や親方として部屋をもつ際に必要となる「年寄名跡」と呼ばれる制度の扱いをめぐっては、金銭の授受が絡むことからそのあり方が問題視されていますが、いまだ内部で議論が紛糾し、結論が出ていないことを明らかにしました。
当初の予定では、「年寄名跡」については今月中に結論を出すとしていたため、中川大臣は、一日も早くまとめるよう、強く促しました。また、放駒理事長は、先日発覚した、春日野親方が弟子をゴルフクラブで殴るなどした問題の顛末も説明しましたが、中川大臣は、「一つ一つが、自らを傷つけていくことになる。危機感がない」と遺憾の意を示しました。(26日20:02)
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