2011日语:社会:ナンバープレート色や形見直しも
世界遺産に登録された「平泉」などを「ご当地ナンバー」に追加したいといった声が高まっていることを受けて、国土交通省は半世紀以上続くナンバープレートの表示内容や形についても検討を始めました。
12日行われた第一回懇談会では、ご当地ナンバーの追加や条件見直しなどについての意見交換が行われました。
ナンバープレートについては、1994年、神奈川県平塚市に新たな運輸局の事務所が設立される際、登録名を「湘南」にしたことが話題となり、その後、1998年からは「希望ナンバー」制度が導入され、番号を選べるようになりました。さらに2006年からは「ご当地ナンバー」制度が導入され、「富士山」、「つくば」など19地域のナンバーが登場しました。
現在も、世界遺産に登録された「平泉」の周辺市町村や商工会が署名活動を行うなど、多くの地域が追加登録を要望しています。
「ご当地ナンバーは特に地域の知名度を上げる大きな役割があります」(岩手・平泉町 菅原正義 町長)
12日、自治体の代表として会議に参加した静岡県の大村副知事は・・・。
「富士山ナンバーは、山梨県と2つでまたがり、(県民から)誇りとして頂いている話もよく聞く。他の県でも(ご当地ナンバーを)進めていただいたらよろしいのではないかと・・・」(静岡県 大村慎一 副知事)
そして、今後に向け、懇談会のテーマとして注目されるのが色や形。地方自治体が交付する原動機付き自転車のナンバープレートには、小説「坂の上の雲」の舞台である愛媛県松山市が作成した雲形や、東京の調布市や青梅市などが枚数限定で導入したキャラクター入りナンバーなど、さまざまなものがあります。
しかし、車については1951年の法律施行以来、同じ形のままです。懇談会では、ナンバープレートの表示内容や形についても再検討されるといいます。
「(ナンバープレートが)どんな形でもいいかというと、ちょっとどうかなと、ある程度の自由度はあってもいいのではという話も出てくると思うので」(国土交通省 自動車局 土肥豊 自動車情報課長)
国土交通省は、来年3月をメドに方針を取りまとめたいとしています。(12日16:50)
原文来源: 2011日语:社会:ナンバープレート色や形見直しも
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