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『日语学习』社会:復興の初ガツオ、気仙沼の港で水揚げ

发布时间:2011-07-05来源:查字典留学网

『日语学习』社会:復興の初ガツオ、気仙沼の港で水揚げ

被災地の港に久しぶりに活気が戻りました。カツオの水揚げが14年連続日本一の宮城県気仙沼で、震災後初めてカツオが水揚げされました。復興に向けて一歩踏み出しました。

午前4時半、カツオ船を迎える準備は、夜明けとともに始まりました。午前5時20分過ぎ。

「長いことお待たせしました。東北に来ました。がんばろう日本!」(第31大師丸)

水揚げされたカツオは、茨城県沖でとれた35トン。

「初ガツオでうれしいよ。足元が震える」(「フジミツ岩商」岩渕光男社長)

14年連続、カツオの水揚げ日本一の気仙沼にとって、28日の初水揚げは復興への第一歩。魚市場は久しぶりに活気に満ちあふれました。

「待ちに待ったので・・・。いいですね」(気仙沼の水産関係者)

しかし、ここへ至るまでには想像以上の困難がありました。あの日、海にのみ込まれた港町。町全体が水産業で支えられてきた気仙沼ですが、津波で加工工場や製氷工場など水産業の関連施設は壊滅しました。

生鮮カツオを出荷するのに欠かせない発泡スチロールの箱。年間100万箱を扱う気仙沼一の箱屋、藤田秀一郎さんは、あの日の津波で自宅や事務所、箱を保管するための7つの倉庫をすべて失いました。それでも、カツオの水揚げを目前に立ち上がりました。

「余裕はないです。最低限のところだけは、とりあえずクリアしたかな」(「藤田製凾店」藤田秀一郎社長)

また、カツオの出荷には氷も欠かせません。被災した製氷工場も採算度外視で氷をつくり、カツオを待ちます。

「どうですか親分」(仲買人)

「やりませんよ」(カツオ漁船の関係者)

仲買人もカツオ船を呼び込もうと必死です。悪天候に加え、漁場が遠いこともあり、なかなかカツオ船は来ません。

魚市場の再開から6日。待望のカツオの初水揚げ・・・ようやく訪れたカツオ。

初日の入札では、1キロ3230円という去年の3倍にも上る高値をつけました。そこには、復興への期待ものせられています。津波ですべてが流された魚市場周辺では、壊れた書店を借りてカツオの箱詰め作業が行われていました。氷屋も箱屋も一緒になって気仙沼のカツオを全国へと送り出します。

「私たちも含めて待っていた人がたくさんいる。その人たちが 一斉に動きだしたということ」(「藤田製凾店」藤田秀一郎社長)

一方、町では・・・

「(カツオが)やっと来ましたから」(気仙沼の鮮魚店)

「うれしいってば。やっぱり(カツオは)気仙沼だってば」(鮮魚店を訪れた客)

カツオの水揚げは気仙沼の復興のシンボル。壊滅的な被害を受けた町は、ようやく立て直しの入り口に立ちました。(28日17:51)

原文来源: 『日语学习』社会:復興の初ガツオ、気仙沼の港で水揚げ

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