『日语阅读』政治:沖縄知事選の情勢、現職・新人が激戦
アメリカ軍普天間基地の移設のあり方などをめぐり注目される沖縄県知事選挙。投票日が今月28日に迫っていますが、選挙戦中盤を迎え、現職と新人が激しい戦いを繰り広げています。
「仲井真弘多、仲井真弘多に今一度、機会を与えてください」(現職・仲井真弘多候補)
「県民の皆さん、最後の最後までのご支持とご支援を、私、伊波洋一に賜りますよう」(新人・伊波洋一候補)
祝日の街頭で支持を呼びかける候補者たち。現職の仲井真弘多氏(71)と新人の伊波洋一氏(58)、選挙戦は事実上の一騎打ちとなっています。大きな争点となっている普天間基地の移設をめぐり、伊波氏は県内移設に反対、一方、仲井真氏は県外への移設を求めていますが、県内移設反対は明言していません。
仲井真氏は、自民党の大島副総裁とともに、普天間基地の移設先となっている名護市の集会に臨みました。
「もう一度きちんと取り組んで、解決して頂こうということで、県外に、そして(名護市移設を決めた)日米合意は見直してもらいたい」(現職・仲井真弘多候補[自民県連・公明・みんな推薦])
原文来源: 『日语阅读』政治:沖縄知事選の情勢、現職・新人が激戦
「日本全体が沖縄の皆さんの苦渋を分かち合えるような政治のあり様を、もう一度取り返し、ともに沖縄の未来と北部の振興を図ろう」(自民党・大島理森副総裁)
一方、新人の伊波氏は普天間基地の県内移設に反対する稲嶺名護市長とともに、名護市の集会に臨みました。
「一貫して県内移設に反対してきた。これからもぶれることはない。基地を建設するための振興では沖縄の本当の豊かさは生まれない」(新人・伊波洋一候補[社民・共産・国新・新党日本推薦])
「(在日米軍)再編交付金がなければ名護市もつぶれるという話もあるが、それがない他の市町村はダメになっているのか。皆頑張っていますよ」(稲嶺名護市長)
県内移設を掲げる民主党は、今回の選挙で候補の擁立を見送っていて、仲井真氏、伊波氏、いずれが当選した場合も、政府の作業は難航が予想されます。選挙にはこの他、普天間基地の県内移設を掲げる諸派の新人・金城竜郎氏(46)も立候補しています。沖縄知事選挙の投開票は今月28日に行われます。(23日11:38)
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